部門紹介
食品開発室は、「美味しさ」と「健康」をテーマとして人と社会への貢献を目指す食品研究開発のスぺシャリストです。家庭用食品と業務用食品を主体にそれぞれ専門プロジェクトチームを組成し、科学的な視点と新技術により「食」に関するあらゆるソリューションの提供を行っております。
家庭用食品では日々変化する消費者のニーズに合わせた食品開発を進め、業務用食品ではクライアントの具体的なオーダーに合わせた食品開発をはじめとしてテクニカルサービスを含めたトータルプロデュースも提供しています。また、研究開発部や一般財団法人日本きのこ研究所と連携して世界視野での革新的な技術・商品力を持った商品開発(新規事業開発)にも手掛けております。
社員インタビューINTERVIEW
- 食品開発室 山口さん
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中途入社
学部:畜産食品工学科
大学院(修士):農芸化学専攻
大学院(博士):生物工学専攻
Q1入社のきっかけは?
私は前職でも食品開発職として仕事をしていましたが、自分のこれまでの経験を活かしたさらなる挑戦ができるフィールドを常に求めてきました。
また従前より、原料から供給することが出来る「原材料メーカー」は、単なる食品加工会社と比べて開発力が強く、たいへん魅力を感じていました。さらに、きのこ類原料に強みを持っているという希少性が光る森産業に惹かれ、入社を決意しました。
Q2これまでの経験や仕事のやりがい、会社の雰囲気について教えてください
私の場合は、大学院時代の経験が今の仕事に生きていると感じることが多くあります。通っていた大学院では、様々なバックグラウンドを持つ社会人の方々が多く、未だに多くの方と仕事上の繋がりが出来ています。また、他大の歯学部との共同研究により免疫や細菌学を学べたことも、現在同じ菌類である"きのこ"の研究にも生かされています。
さらに前職ではGABAなどの機能性成分関連の特許の取得や、産業技術センターとの「食品の最終製品を作り上げる過程における新しい加工技術の共同研究開発」などの経験ができ、森産業でのあらゆる食品開発技術の研究に大きなヒントを与えてくれています。現在の業務内容としては、ネット用自社商品の開発、食品部の新規提案向けの試作、関連会社㈱ベルサンテへの製造指示書の作成、きのこの健康分野に関する共同研究など多岐にわたります。

食品会社様への提案では今までの経験を活かして、商品そのものだけでなく、味覚センサーを用いた定量比較分析をした資料なども一緒にご提供することで、付加価値の高い総合的な提案が可能となっています。仕事の最大のやりがいとしては「こんなことをやってみたい」という新しい分野への挑戦に対して、会社が積極的に後押しをしてくれる点です。
単なる食品営業の後方支援の様な食品開発に留まらず、今の世の中にはまだ無い新技術の研究開発も手掛けているなど、日々好奇心を持って仕事に取り組んでいます。

Q3休日の過ごし方を教えてください
もともと多趣味な性格なので、土日は様々なことに時間を使っています。田植えや稲刈りをしたり、ジムに通って体を動かしたり、デイサービスでボランティア活動に従事したり、家でも料理をしたり。
いろんな資格を取るのも好きで、仕事に関連しそうな「官能評価士」や「食品表示検定」、漢方・薬膳関連の資格をはじめとして、仕事では使わないはずのフォークリフトの免許も取ってしまいました(笑)休日がしっかりと取れる会社のため、充実したプライベートを過ごすことが出来ています。

一日のスケジュールSCHEDULE
7:30
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出社
お客様からのメールを確認します。
1日の試作レシピも朝のうちに作成します。
9:00
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ミーティング
食品営業・食品開発合同のミーティングです。
10:00
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試作
業務用・家庭用さまざまな新商品の試作を行います。
12:00
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昼食・休憩
13:00
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充填・殺菌・試作
15:00
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試食会
前日作成した試作品を最終商品まで加工して、社内の皆さんに実食してもらいます。
16:00
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事務作業
試食会で出た改善点をまとめ、レシピの作成を進めます。
18:00
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退社