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桐生市立北小学校で(一財)日本きのこ研究所の研究員がきのこについて講義しました

2023/02/23お知らせ

当社の本社から徒歩数分の距離にある群馬県桐生市立北小学校は、創業者・森喜作の母校です。同校は国土緑化推進機構の助成を受け、校舎裏の木立を「キノコの森」として整備し、同校の5~6年生52人がきのこについて学んでいます。この取り組みに当社と(一財)日本きのこ研究所が協力しており、その一環で2月20日(月)、同研究所の中束主任研究員が自然の中できのこが果たしている役割などについて講義を行いました。

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中束研究員は『きのこは森のそうじ屋さん』と題し、きのこが動物よりも植物に近く、植物の体を構成する物質の一つであるリグニンを唯一分解でき、枯れた植物を土に戻す大切な役割を担っていることを解説。研究所の創設者でもある喜作が桐生北小に1世紀前に通っていたこと、世界で初めてシイタケの人工栽培法を確立したことにも触れると、子どもたちからは「大先輩じゃん!」と声が上がりました。

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教室では黒色と白色のアラゲキクラゲのほか、人が腰かけられそうな大きさのマンネンタケやサッカーボール大に成長したオニフスベ、昆虫のカメムシに寄生して発生するカメムシタケなど実物のきのこを展示。子どもたちは興味深そうに眺めたり、キクラゲやマンネンタケに直接触れたりしていました。

今後は当社研究開発部の研究員が講師を務め、5~6年生が春と秋の計2回、原木栽培について学ぶ予定になっています。

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