部門紹介
1942年、森喜作による「たねごま」の発明以来、約80年にわたり種菌の製造を通じて、健康で豊かな食生活の実現に貢献してきました。製造部では「種駒」「オガ菌」「成型駒」「菌床」など、きのこの種を厳密な品質管理のもと安定的に製造・供給しています。
「原料・資材の調達」「製造現場の管理・運営」「製品の検査」「製品の梱包・出荷」「工場の営繕」など、各担当者が責任感を持って現場を支えています。使用する原料へのこだわり、効率的な生産ラインの構築と安定稼働、徹底した培養管理、厳格な検査体制など、長年培ってきたノウハウのうえに新しい意見を取り入れ、生産性と品質の更なる向上を目標に社員一丸となって業務に取り組んでいます。
社員インタビューINTERVIEW
- 製造部 桐生工場 山下さん
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中途入社
動物科
Q1入社のきっかけは?
私は昔から生き物が好きだったこともあり、前職では地方公務員として動物園の飼育員をしていました。そんな時、きのこの種菌が謎の多い生き物であることを知り、おもしろそうだと興味を持ったことがきっかけです。
入社の決め手になったのは、面接時の和やかな雰囲気や面接が3回実施されたことです。それだけ人物を見ている(=人を大切にしている)と強く感じ、他社からも内定を頂いておりましたが、森産業に入社しました。
Q2これまでの経験や仕事のやりがい、会社の雰囲気について教えてください
現在、本社工場にて製品の検査や梱包を行う部署に所属しています。製品に不良や異常がないかの検品を行い、良品のみを梱包・出荷するという業務を行ったり、その日ごとの業務にどのように人員を配置するかなどの業務管理を行ったりしています。
きのこの種菌は思っていた以上に難しい生き物で、品種ごとに菌叢(菌の様子・外見)が違うため、一見同じように見えても、一方は良品、他方は不良品となることもあり、はじめはほとんど違いが分かりませんでした。しかし、まずは先輩社員をサポートして作業する中で、メモをとったり、近くで作業を見たりして覚えられるように努めました。分からないことが悔しくて、時には帰宅してからノートにまとめました。今では徐々に理解が深まっていることを実感しています。

また、分からないことをそのままにしないように心がけていて、職場の上司はいくら忙しい時であっても、必ず質問に答えてくれます。このように何でも質問できる雰囲気がつくられているため、非常に働きやすい環境だと感じています。また、工場というと現場仕事の地味なイメージがあるかもしれませんが、品質管理的な側面も担っています。特に検品、梱包作業は、そのままお客様に製品が発送されるので、「最後の砦」とも言えます。
万が一、私のミスで不良品が出荷されてしまうと、会社の風評に影響を与えかねず、大きな責任を伴う仕事です。その分、不良品の発送を未然に防ぐことができたときは、大きなやりがいを感じます。これからは検査、梱包業務を極めるなど、個人のスキルを磨き、会社の戦力となれるように頑張りたいです。そして後輩も徐々に増えてくると思うので、後輩の育成にも努め、頼られる人材になりたいです。

Q3休日の過ごし方を教えてください
土日が休みのため、なんとなく曜日ごとの過ごし方が決まっています。土曜日は掃除をしたり、飼い猫と遊んだりして家でゆっくり過ごしています。日曜日は所属しているドッジボールクラブの活動を行っています。まだ入って間もないのですが、定期的に大会も開催されるようなので、その大会で勝てるように練習を頑張っています。

一日のスケジュールSCHEDULE
7:40
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出社
事務所で作業指示書に目を通します。
8:00
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午前業務スタート
朝礼にて当日の作業内容を確認し、人員配置を行います。検品作業では、製品が形態・品種により、様々な「顔色」をしているので、不良・異常を見落とさないように注意します。
12:00
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昼食・休憩
12:50
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午後業務スタート
作業前に各確認を行い、小さなミスも起こさぬよう緊張感を持って作業します。
16:40
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作業終了・準備
1日の検品数・梱包数を確認します。また、全培養室を見廻り、異常がないことを確認して、翌日の作業準備等を行います。
16:50
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事務処理
担当部署の人員動態を入力し、終礼を行って業務終了となります。
17:00
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退社